被害女子児童の父親「絶対に許せない」 50代教諭の強制わいせつ公判【福井】
福井テレビ 2023/12/12(火) 19:00配信
勤務先の小学校で女子児童の体を触ったとして強制わいせつの罪に問われた50代の教諭の男の裁判。12日の公判では被害を訴える児童の父親が法廷に立ちました。
父親は「大切に育ててきた娘に対して絶対に許せない」と涙ながらに訴えました。
強制わいせつの罪に問われているのは福井市木田3丁目の教諭・見附史教被告59歳です。
起訴状などによりますと、見附被告は今年1月から5月にかけて勤務先の坂井市の小学校で女子児童の体を触ったとされています。
12日の証人尋問では被害を訴える児童の父親と見附被告が勤務する学校の校長が証人として法廷に立ちました。
法廷で父親は、娘から「学校で先生から嫌なことをされている」と打ち明けられ、「胸やお尻、下半身を触られた」と告白されたと話しました。
また、見附被告が他の児童に対し「胸が大きいから、水着姿を見てみたい」と言っていたことなどを娘が話していたと証言しました。
見附被告に対し、この父親は「大事に育ててきた娘に対して、こういったことをしたことを親として絶対許せない。二度と社会に出てきてほしくない」と涙ながらに訴えました。
見附被告が勤務する学校の校長は見附被告の印象を「明るくて、児童から好かれていたと思う」と話し、被害を訴えた複数の児童たちから行った聞き取りでは「肩を組んでその手が胸にあたった」「頭をなでられたり体を密着させてきた」という話があったと証言しました。
見附被告は起訴事実を否認しています。
↓初公判 無罪主張
↓3度目の逮捕
↓送検
↓2度目の逮捕
↓拘留10日間延長
↓1度目の逮捕